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神戸港で見つかって以来、各地の港やとうとう内陸部でも発見され続けている殺人アリ「ヒアリ」
今、ネットで、「でも日本にはヒアリの残酷な天敵がいた!」と話題になっています。
目次
危険な外来生物・ヒアリって何?
原産地は南アメリカで
【生態:生息地など】
・公園や農耕地などやや開けた場所に営巣する。
・食性は雑食性で、節足動物、トカゲなどの小型脊椎動物、甘露、樹液、花蜜、種子など。
・極めて攻撃的で、節足動物のほか爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し、捕食することで知られる。
【形態:大きさや特徴】
・体長2~6mm。
・主に赤茶色。
・体色は赤褐色、腹部が暗色。
【健康被害の具体例】
・刺されると、アルカロイド系の毒(ソレノプシン)によって非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れる。
・さらに毒に対してアレルギー反応を引き起こす例が、北米だけでも年間で1500件近く起こり、100人以上の死者が出ている。
・ソレノプシンは、呼吸困難や意識障害等を起こす場合がある。
【被害を受けた場合の対処法】
○刺された直後の対処
・20~30分程度、安静にし、体調の変化がないか注意
・症状が悪化しない場合には、ゆっくりと病院を受診
○症状が悪化する場合
・一番近い病院を受診する(救急受け入れのある病院が望ましい)
・「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらう
【ヒアリの特徴】
胸部の体色が赤褐色、腹部が暗色で艶がある。
触覚節数は10節で第3節は長い。
在来種で本種のような土で大きな塚を作る種はいない。
ヒアリ上陸情報
すでにヒアリが国内で発見された状況です。
5/26 兵庫県尼崎市で初上陸が確認
貨物船は同15日に南沙港を出港し、同20日、コンテナは神戸・ポートアイランドに陸揚げされ、同25日まで保管されていた。
神戸から車両で尼崎市南部まで運び、同26日に積み荷を取り出す際に、アリのコロニーが見つかった。
6/16 神戸港
神戸市中央区のポートアイランドのコンテナヤードから、毒を持つ別のアリ「アカカミアリ」約100匹が見つかったと発表した。
アカカミアリもヒアリと同様、環境省指定の「特定外来生物」で、毒は激しい痛みや水疱、アレルギー反応などを引き起こすが、ヒアリの毒より弱く、死亡例はないという。
しかし、このコンテナが神戸港に入港したのは5/20。約1か月間放置された後に発見されたということになる。
6/27 名古屋港
愛知・弥富市の名古屋港の鍋田ふ頭では6月27日、中国・広州市から運ばれたコンテナの天井の外側で、アリ7匹が見つかり、中部地方環境事務所は、鑑定の結果、「ヒアリ」と判明した。
7/3大井埠頭で100匹のヒアリを発見
7月3日環境省と都は大井ふ頭でコンテナの中から、ヒアリ1匹を発見したと発表。さらに7日、同コンテナから100匹のヒアリを発見したと発表。
コンテナは中国から運ばれ2日に陸揚げされた。
7/4 大阪港
ヒアリの発見は兵庫県尼崎市と神戸港(兵庫県)、名古屋港(愛知県)に続き国内4カ所目。約50匹の死骸を発見し、その中には産卵する女王アリとみられる死骸も見つかった。同省は周辺で繁殖している可能性も含めて詳細な調査を行う。
同省によると、6月18日に大阪港で荷揚げされたコンテナから、別の特定外来種のアカカミアリが見つかったため、殺虫剤などで駆除したところ、今月3日に死んだアリの中からヒアリが確認された。
7/14 横浜港 ヒアリ500匹以上 すでに繁殖している可能性!
コンテナヤードのアスファルトの割れ目で働きアリ500匹以上を確認。幼虫やさなぎも計200匹以上いて、地中で繁殖していた可能性が高い。
環境省によると、確認されたのは繁殖能力のないメスの働きアリ500匹以上とオス5~10匹、幼虫とさなぎがそれぞれ100匹以上。国土交通省や専門家などと進めていた主要7港の確認調査の結果、縦20センチ横40センチ、深さ10センチの地面の割れ目から同日見つかった。
しかし、日本にはヒアリの手ごわい天敵が存在した
今、ヒアリの最強、天敵として話題なのが。。。
外来種の退治と言えば。。
ヒアリの誤算は日本にTOKIOがいること pic.twitter.com/b3K65bargr
— 漆黒のゆぎら (@1101yellow5) July 14, 2017
これには、
今年の24時間テレビは「TOKIOのヒアリ駆除」しかないだろ #鉄腕DASH pic.twitter.com/bGAtyZGglx
— ゆたか (@yutaka0626) July 9, 2017
と盛り上がっています。たしかにTOKIOなら日本を救ってくれそうな気がします。